政治そのほか速
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ウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領は、同国リーグに所属するシャフタール・ドネツクの試合が代替地で続く限り、2018年6月に開催されるFIFAワールドカップ・ロシア大会のボイコットも辞さない構えのようだ。
シャフタールが本拠地を置くドネツク州はウクライナ東部地区に位置し、親ロシア派との紛争が激しい地域として知られる。同クラブは今季、国内リーグや欧州チャンピオンズリーグの試合を同国西部に位置するリヴィイのスタジアムで行っている。
英紙『ガーディアン』によれば、ポロシェンコ大統領は、シャフタールが親ロシア分離独立派による占拠の影響で、1200kmも離れたリヴィウで試合を開催していることを問題視。また、モスクワがウクライナ領に残る全てのロシア兵を撤去しない限り、W杯の参加をボイコットするよう同盟国に説得したと語っている。
同大統領は「W杯参加のボイコットに対する議論があるべきだと思う。ロシア兵がウクライナに駐在する限り、あの国でW杯を開催することはありえない」と語気を強めた。
尚、欧州諸国は、スポーツイベントからロシアを排除することを勧告すべきかどうかを検討している。また、国際サッカー連盟(FIFA)が、フットボールと政治問題を切り離すため、どのような決断を下すかにも注目が集まる。