政治そのほか速
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いままで15回にわたり『美容皮膚科をうまく利用する方法』を連載してきました。主に美容知識と美容医療、とりわけ美容皮膚科とのかかわりについてお話ししてきました。内容だけみると本一冊分と言ってもいいぐらいのものと自負しております。まだまだお伝えすることはたくさんあるのですが、これが最後の記事となりました。今回はいままでお伝えしてきたことの総括とします。
美容皮膚科での治療を考える時
昨今、エイジングに対する対策・手段が雑誌、インターネットなど様々なメディアを通じてより知られるようになりました。現段階でも新しい美容の知識、商品、成分、技術が出ており、美容業界にいる我々でも追いつかないと感じる面もあります。
しかし、その情報のすべてが決して正しいものではありません。だからこそ、正確に肌の診断から治療、ケアまで扱える美容皮膚科が存在するのです。美容皮膚科は専門の医師が関わる、肌そのものの健康、美を追求する科です。診察により直接、肌を診てどのような状態であり、何が必要かを判断することが可能です。
例えば、しみ一つにしても様々な病態があり、様々な治療法があるので、安易にフォトフェイシャルをやる!レーザーをあてる!というわけではないのです。さらに肌のお悩みの他に個々の肌質があるという事も忘れてはならない重要なことです。それらをひっくるめて判断して美を提供する場が我々、美容皮膚科が行っているものなのです。
皆さんは肌の悩みがあった時に何をしようと思いますか?まずは自分でなんとかならないかと化粧品に頼ることが多いと思います。しかし、肌をきれいにしたいと考えるときに重要なのは、自分の現在の肌状態がどうなっているかを把握できているか、自分がどのような状態を理想とし、悩みの優先順位は何かということです。意外と自分だけではそれができないことが多く、だからこそ美容皮膚科をうまく利用して欲しいのです。
美容皮膚科を選ぶ基準、ポイント
2008年、美容皮膚科の標募が可能となってから美容皮膚科を掲げるクリニック、病院は増加してきました。当院のように美容皮膚科専門でやるクリニックや、一般皮膚科、他科の一部で美容皮膚科を標募することもあります。
しかしクリニックによる技術の差、考え方の差というものがあるのも事実です。特に美容のクリニックが初めての場合は友人、家族から紹介してもらわないかぎり、なかなか良し悪しの判断が難しいかと思います。…