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日本代表の次期監督に急浮上したボスニア・ヘルツェゴビナ出身の指導者、ハリルホジッチ氏。日本では「誰?」という声もちらほら聞こえてくるが、前回のブラジルW杯でアルジェリアを率いてベスト16入りさせる快挙、優勝国ドイツ代表を延長まで追い詰め、敗戦後選手と抱き合って号泣したシーンで「男泣き監督」として世界中のサッカーファンの心を掴んだあの男だ。
旧ユーゴスラビア代表、レンヌ、PSGなどでプレーするなど選手としても輝かしい経歴を持ち、監督となってからフランスのリール、レンヌ、パリ・サンジェリマンを率いた後に2008年、コートジボワール代表監督に就任。ドログバ、Yトゥーレ、ジェルヴィーニョ他錚々たるメンバーを擁するアフリカ最強チームとの呼び声高い中、W杯前哨戦のアフリカネーションズカップでまさかの準々決勝敗退し解任されたストーリーなどは今の日本代表の状況とも重なる。
戦術面は、コートジボワールのような超攻撃的だったり、アルジェリアの時のように堅守速攻の規律重視だったりと、そのチームの適正に合わせるようだが、周囲から聞こえてくるのは「頑固で強い信念を持った監督」ということ。今の日本代表には一緒に闘い、怒り、泣いてくれる監督が必要だと思うのだが如何だろうか?
オシム元日本監督からのソースで、すでに日本協会からのオファーが届いているというハリルホジッチ氏、W杯を戦ったアルジェリアのサポーターたちも「ヴァヒド成功を祈っている」「戻って来てくれると思ったけど、日本ならベスト8も夢じゃない」などエールを贈っています。
【参照リンク】
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