【レアル・マドリー3-4シャルケ CL決勝トーナメント1回戦2ndレグ】

　　チャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦2ndレグが現地時間10日に行われ、レアル・マドリーとシャルケが対戦した。

　　1stレグはマドリーが2-0で勝利した。シャルケは内田篤人にビッグチャンスがら訪れたものの、得点を奪うには至らなかった。

　　迎えた2ndレグ、内田はベンチスタートとなった。前半立ち上がりはそのシャルケが積極的に前へ出る。すると20分、右からのクロスをフンテラールがスルー。ファーサイドで受けたフクスが左足で決めて、シャルケが先制に成功した。

　　しかし、マドリーも黙っていない。25分、セットプレーかロナウドが頭で決めて同点に追いついた。

　　シャルケはシュポ・モティングが痛めるアクシデント。ザネとの交代を余儀なくされた。40分、マイヤーのシュートのこぼれをフンテラールが詰めてシャルケが突き放す。

　　45分、マドリーは再びロナウドがヘディングで決めて2-2の同点に。今度は左からのクロスにファーで合わせた。

　　シャルケとしては2度先行しながらいずれも追いつかれる嫌な展開。マドリーは本調子ではないが、それでも最低限の仕事をして前半を終えた。

　　そして53分、マドリーが逆転する。PA内で相手をかわして持ち込んだベンゼマが右足で決めて3-2。合計スコアも5-2に広げた。

　　だが、シャルケも諦めない。57分、途中出場のザネが左足で狙うとゴール左に突き刺さり、3-3の同点とする。

　　その後、マドリーはモドリッチが約4ヶ月ぶりに復帰を果たす。

　　シャルケはバルネッタに代えて内田を投入。最後まで諦めないシャルケは85分、ザネドリブルで持ち込むと、モドリッチがカット。しかし、これがディフェンスラインの裏へのスルーパスになる。抜け出したフンテラールがゴール右隅に決めてシャルケが4点目を奪った。

　　最後の最後までシャルケがゴールに迫るも試合終了。マドリーが1stレグで奪ったリードで辛くもベスト8進出を決めた。