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世界初の後付型スマートロックロボット「Akerun」試験運用開始株式会社フォトシンスは13日、不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を展開する株式会社ネクストと共同で、同社の提供する世界初の後付型スマートロックロボット「Akerun」(アケルン)を活用した「スマート内覧」を実施すると発表した。
この「スマート内覧」は、3月19日から試験的に実施するもので、4月末までの期間、東京都足立区、江戸川区、神奈川県横浜市の一部で行う予定となっている。導入する「Akerun」は、スマートフォンアプリを利用して開錠・施錠が行えるもの。玄関ドアのシリンダーキーの内側にあるサムターン上に取り付けるだけで、鍵をスマートフォン連携の“スマートロック”化することができる。
手間を省き、セキュリティ面も改善!通常、不動産物件の内見では、不動産会社と仲介会社との間で鍵の貸し借りを行ったり、番号ロックの暗証番号を共有したりと、面倒な手間が多く発生する上に、セキュリティ上の不安点も大きく、課題があった。
フォトシンスとネクストは、こうした現状を変えるものとして、「Akerun」を一時的な物件の鍵とする「スマート内覧」の仕組みを構築。今回、管理会社や仲介会社の協力を得て、試験運用を開始するに至った。今後は試験運用の結果をふまえ、実用化に向けた改善を行うとともに、業界への浸透を図っていくとしている。
「スマート内覧」では、まず不動産仲介会社の営業担当者が、あらかじめ専用アプリをダウンロードし、個人ごとにアカウントを取得しておく。入居検討者を案内する際には、該当物件をアプリ内で選択し、そのスマートフォンが一時的な物件の鍵となるよう、管理会社に申請を行う。
管理会社がこの申請を承認すれば、スマートフォンが鍵として機能するようになり、仲介会社はスマートフォンで物件の中に入り、入居検討者を案内できる。入退室履歴はアプリ上でリアルタイムに閲覧・管理でき、鍵の権限発行は時間を限定して行うことも可能なため、無断で合鍵を複製されるリスクもない。
なお試験運用開始にあたり、19日・20日には、不動産仲介会社向けのスマートキー体験会も実施するとしている。
(画像はプレスリリースより)
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