政治そのほか速
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アフリカ北部にあるチュニジアの首都・チュニスの中心部にある博物館を、武装した3人の男が襲撃しました。これまでに8人が死亡、犯行グループは観光客らを人質をとって立てこもっています。
これらの写真は、襲撃された博物館の中で観光客が撮影したとみられるもので、不安そうに座り込む観光客らの様子が映っています。事件があったのは現地時間18日午後で、ロイター通信などによりますと自動小銃で武装した3人の男がチュニス中心部にあるバルドー博物館を襲撃しました。これまでに8人が死亡、うち7人は外国人観光客とみられます。
内務省の報道官によりますと、襲撃当時、博物館にはバス4台分の観光客がいて、多くは脱出したということですが、いまだに数十人が人質にとられているとみられ、治安部隊が周囲を包囲しています。巻き込まれた観光客の多くはヨーロッパからの観光客とみられています。在チュニスの日本大使館は「詳細はまだわからない」とした上で、「今のところ、日本人が巻き込まれたという情報はない」としています。
チュニジアは、2011年に民衆デモをきっかけに、独裁政権が倒れて以降、ほかの国々に比べて順調に民主主義への移行が進んでいるとされてきましたが、一方で、イスラム過激派によるとみられる暗殺なども起きています。また、内戦状態のシリアに渡って過激派武装組織に合流する若者らの数が、最も多い国の一つでもあります。(18日22:40)