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4月12日にモナコ・モンテカルロで開幕した「モンテカルロ・ロレックス・マスターズ」(ATP1000/クレーコート)。
ラファエル・ナダル(スペイン)が愛するクレーコートの上に戻ってきた。ナダルの今季の戦績は16勝5敗。よくも悪くもない成績だが、ナダルは水曜日に行われた2回戦では、21歳でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のルカ・プイエ(フランス)を6-2 6-1で下して3回戦に進んだ。
「今日は素晴らしい感覚を得た感じでホテルに戻れるよ。今季では最高の試合だった」とナダルは話している。
ナダルは今大会では2005年から12年にかけて8連覇を達成。しかし、このところは苦戦しており、ランキングも5位まで後退している。彼は9度の優勝を誇る全仏オープンに向けて、調子を取り戻そうとしているところだ。
昨年後半は右手首のケガと虫垂炎の手術などに見舞われ、今季は復活を期してのシーズンとなっているナダル。しかし、全豪オープンではベスト8で敗退し、その後クレーコートのブエノスアイレスでは優勝したものの、インディアンウェルズとマイアミのハードコートではまた苦戦を強いられた。
マイアミ・オープンでフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)に敗れたナダルは、一度地元に戻って練習を積んできたという。
「この新しいラケットでは、なかなかコントロールができなかった」とナダル。「でも、今日は違っていた。コントロール性はそのままだけど、よりパワーが出ていてスピンもかかっていたんだ」。
この日の試合では全体をコントロールしていたナダル。アンフォーストエラーも5本に抑え、108位のプイエを相手にブレークポイントを与えないという内容で勝利した。
「正しいメンタルでプレーできて、正しく集中できていたと思う」とナダル。「今日はミスを続けなかった。ここ数ヵ月は時々ミスを続けていたからね。今日はしっかりとプレーできていたよ」。
対戦したプイエは「彼(ナダル)のボールはほかの選手たちとはまるで違う。凄いスピンがかかっていて、とても高く跳ねてくる」と話し、「彼はこれで僕の弱点を攻めてきて、アドバンテージを握ってしまうんだ。彼はとてもソリッドだし、試合が続くごとにどんどんよくなっていっていたよ」。
第2セットではフォアハンドのパッシングショットを決めて3-1とリードを広げると、そのまま相手を押し切った。
シーズンがクレーコートにスイッチして喜んでいるのはスタン・バブリンカ(スイス)も同じだ。…