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見た目は?? 一体コレは何? そんな感じの不思議な物体である。薄くてチャラチャラしたセロファンのシートで、大きさは、ほとんど名刺大。これが、今度日本に初上陸する、フランス生まれのおもちゃ『Flype(フライプ)』だ。
おもちゃと言われても、これでどうやって遊ぶのか、さっぱりわからない。というわけで、まずは、百聞は一見に如かず。メーカー公式動画で遊び方をご覧いただこう。
どういう理屈かわからないが、この『Flype』、風を受けると風車のようにクルクルと回り出す。指先にそっと留まって、風がなくても上手く手を動かすと、いつまでも回り続けている。「何が面白いの?」と思うかもしれないが、これはやってみるとハマってしまう。なかなか面白いのだ。
まずは基本。『Flype』のシートの中心を、親指と人差し指でつまむ。このとき、人差し指の腹でつまむのではなく、指先の爪のところでつまむのがポイント。
そしてそのまま腕を前方に動かし、親指を離す。上手くいくと、腕を前方に動かしたときの風を受けて、『Flype』はクルクルと回り出す。上手くいかないと、『Flype』は全く回らないか、ヒラヒラと地面に落ちてしまう。
指先でクルクル回る感覚に慣れるために、最初は、腕を動かさずに前方から扇風機などで風を送ってみるといい。すると腕を動かさなくても、指先で『Flype』は回り出すのがわかるだろう。
あるいは、指先に『Flype』を置いて、そのまま走ってみれば、同様に指先で回転する感じをつかめるかもしれない。
ちょっと慣れてきたら、腕を体の周りで回したり、上下左右に動かして、自分の“ワザ” を磨いてみよう。そんなに難しいおもちゃではないが、ちょっとコツをつかむ必要はある。
とにかく『Flype』に対して、いつも指先を直角に当てているフィーリングを身に付けるといい。上手くなると、2枚同時に片手で回したり、最初につままないでスタートしたり、楽しみ方もいろいろだ。
ペラペラの小さなシートがあるだけのシンプルなおもちゃなので、持ち歩きもラクラク。それでいて、サッと取り出して指先で回すと、かなり目立つ。上手くなって、自然に腕や体が動き出すと、まるでダンスを踊っているかのようで、なかなかクールである。
この『Flype』、フランス生まれで、今、フランスを中心にヨーロッパで大流行中なのだとか。そしてようやく日本にも、このゴールデンウイークあたりに初上陸を果たしそう。…