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一度は枯れてしまった桜が復活 ヘレンケラーの桜大津市柳が崎湖畔公園には、かつてヘレンケラーゆかりのしだれ桜が咲いていた。この桜は、ヘレンケラーが1937年にびわ湖大津館の前身である琵琶湖ホテルに宿泊した際に植樹されたものであるが、1998年にホテルの営業移転に伴って移植された際、翌年枯れてしまった。
しかし、移植時に京阪園芸の樹木医であった武石氏が念のため接ぎ木をして残して置いたことが後に判明、2008年には接木苗から育てた小桜がびわ湖ホテルに植えられた。そしてこの度、孫桜を、初代「ヘレンケラーの桜」があった場所に再植樹・復活させることが決まり、3月23日に記念プレートの除幕式が行われる。
イングリッシュガーデンで桜まつりフェアも開催3月20日~4月12日にびわ湖大津館周辺では桜まつりフェアも開催され、イングリッシュガーデンに入園した来場者先着300名に花の種をプレゼントするなど、各種イベントも開催される。
ヘレンケラーの桜を蘇らせた武石氏は、「なにわの名工」も受賞した造園業会での匠。匠らが管理する美しいイングリッシュガーデンと、復活したヘレンケラーの桜を見に出かけてみてはいかがだろうか。
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