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男の子の間で人気の高い対戦型玩具「ベイブレード」が、新たな技術とギミックで三度、世に登場する。タカラトミーは、2015年7月下旬に次世代ベーゴマ「ベイブレードバースト」を発売すると発表した。
NFCチップを搭載するなど最新のテクノロジーや、対戦する相手のコマを破壊(バースト)するギミックを盛り込んだ。様々なかたちでの楽しみ方を提案するだけでなく、派手なアクションも楽しめるようになる。
これまでのベイブレードシリーズはテレビアニメやマンガ連載などのメディアミックスを積極的に取り入れてきた。しかし今回はこうした展開は発表されておらず、今後の新たな情報が待たれる。
「ベイブレード」はベーゴマを現代風にアレンジした玩具として、1999年に登場した。日本だけでなく世界的な大ヒットを実現した。この人気を受けて2008年に新たなシリーズ「メタルファイト ベイブレード」を開発した。こちらも前シリーズに続き世界的な大ヒットとなっている。
累計出荷数は世界80ヵ国稚気・地域で3億5000万個以上、累計売上は3650億円以上にも達する。日本を代表する玩具ブランドである。
「ベイブレードバースト」は、3度目の成功を目指すものだ。当初から大型ヒット、そして今回も世界市場を目指す。夏以降は順次海外展開を進める。
7年ぶりの新シリーズは、その実現のために開発に相当の力を入れたことが窺える。これまでのシリーズは「対戦」と「改造」がキーになってきたが、その要素は今回も受け継がれる。破壊ギミックは、ここに対戦の演出と爽快感、さらに勝負における偶然性を持ち込む。
新テクノロジーの導入も子どもたちに受けそうだ。クラウドシステムを採用した記録端末ベイロガーは、日々の練習や回転数、購入したパーツでのカスタマイズ履歴、さらには大会参加や入賞結果などを記録する。これらのデータはスマートフォン専用アプリやインターネット、店頭端末、筐体など等と連動する。
さらに村田製作所が開発した極小NFCチップの導入も目玉だ。それぞれのコマはデータを読み書きし、バトルの結果なども書きこまれる。これによりコマはそれぞれの個性を持つことになる。改造による見た目の個性だけでなく、データ上でも自分だけのコマを実現する。
「ベイブレード」のベースとなったベーゴマは、日本の伝統玩具を発展させたものだ。それが日本の最先端のテクノロジーと結ぶつき、新たな伝統を作りだすことになる。
「ベイブレードバースト」
http://beyblade.takaratomy.co.jp/
発売日: 2015年7月下旬
取扱い場所: 全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売場、インターネットショップ等
[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.biz より転載記事]