政治そのほか速
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そして博士はついに、宇宙を駆ける物理学者となったのです。
YouTubeのモンティ・パイソン公式チャンネルから、ニュー・シングルがリリースされました。それは物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が歌う『Galaxy Song』。
以下より、ミュージック・ビデオをご覧ください。
イギリスの物理学者ブライアン・コックスさんを電動車椅子で轢き逃げし、そのまま宇宙の彼方へ飛び立って行くホーキング博士。
それだけでも衝撃的だと言うのに、この歌を歌っているのが当のご本人(正確には博士の意思伝達装置から発せられる合成音声)だというからさらにオドロキです。
星雲もひとっ飛び
元々この歌は1983年に作られたものなので、今回は博士によるカバーということになるのでしょう。『Galaxy Song』が最初に登場したのは、モンティ・パイソン4作目の映画『人生狂騒曲(Monty Python’s The Meaning Of Life)』。その中のパート5『臓器移植』の時、そしてエンディングで歌われています。
劇中では冷蔵庫から飛び出した、メンバーのエリック・アイドルさんが宇宙の壮大さを歌い、内容は大雑把に「光の速さより速く膨張し続ける宇宙の端っこに浮かぶ地球が、どれほどちっぽけな星で、宇宙の何処かには頭の悪い地球人より賢い存在がいるかもしれないから元気を出して」というものとなっています。
学術的であると同時に、バカバカしい歌なわけですが、確かにホーキング博士が歌うのが、世界で一番しっくりくるのかもしれません。
なお、博士はこれまでにも、『新スタートレック』や『ザ・シンプソンズ』、『フューチュラマ』にも出演されています。
ということで「io9」に掲載されていた、スティーヴン・ホーキング博士による『Galaxy Song』でした。気に入った方は、iTunesからダウンロードするか、スペシャルエディションの7インチ盤レコードをゲットしましょう。
なお、ゲームも作られているので、こちらも要チェックです。
[via The Guardian via io9][Monty Python Galaxy Song|Stephen Hawking]
(岡本玄介)
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