政治そのほか速
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春本番まであと少し。心をはずませながらレジャーやお出かけの予定を立てている人も多いのではないだろうか。しかし、ウキウキしているのは決して私たちだけではない。数々の病原体を伝播させる「マダニ」も、春から活動期に入るのだ。
では、あなた自身や大切なペットがマダニの餌食となってしまうと、一体どれほど凄惨な状態に置かれてしまうのだろう。マダニの数々の特徴を解説した、とあるYouTube動画を見ると、その恐ろしい様相に言葉を失ってしまう。
まるで小豆を敷き詰めたかのように、びっしりと動物たちの身体を覆うマダニ――。人間の場合、そこまで放置してしまうことはまずないだろうが、それにしても、目にした瞬間に思わず鳥肌が立ってしまう衝撃的な光景だ。
哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類、そして昆虫にさえも寄生するマダニ。クモに近い節足動物の仲間であり、様々な環境に適応できる強い生命力の持ち主だという。吸血の際に媒介する感染症は多岐にわたるが、特に昨年は、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が西日本を中心に猛威をふるい、数十人が命を落としている。現在のところ、SFTSに対するワクチンや治療薬はなく、対症療法を行うことしかできない。
これからの季節、動物を飼っている場合はもちろんのこと、そうでない人も十分な注意が必要となる。野山に立ち入る場合は、長袖・長ズボンを着用し、虫除けスプレーを使用するなど、万全の対策を講じるべきだろう。
※画像は「YouTube」より