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イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、今シーズン限りの現役引退が噂されるQPRのDFリオ・ファーディナンドを、下部組織の指導者として再びクラブに迎え入れることを示唆している。
現在36歳の元イングランド代表は、2002年に当時英国最高額の移籍金3000万ポンド(約54億円)でリーズからユナイテッドへ加入。12年間で通算455試合に出場し、6回のプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、FAカップ、キャピタル・ワン・カップ制覇に貢献した。
英紙『デイリー・ミラー』によれば、ユナイテッドは“アヤックス・スタイル”と言われる下部組織の若手選手を中心としたチーム作りに着手しており、改革の目玉として長年クラブの守備を支えたファーディナンドをコーチとして招聘しようと画策しているようだ。
計画の中心人物であるルイ・ファン・ハール監督は、ファーディナンドに対して主にユースチームに所属するDFの指導を任せたいと考えており、さらにはフィル・ジョーンズ、クリス・スモーリング、ルーク・ショーといったトップ選手への技術指導も期待している。また、ライアン・ギグス・コーチも同選手の守備に関する知識を高く評価しており、スタッフとして招くべきだと主張している。
ファーディナンドはすでにイギリスの『BT Sport(通信事業会社ブリティッシュ・テレコミュニケーションが手がけるスポーツTVチャンネル)』と契約しており、引退後は解説者の道へ進むことが濃厚。しかし、同選手は指導者や慈善活動の仕事にも興味を示しており、ユナイテッドへ帰還する可能性も否定はしていない。
尚、ファン・ハール監督は、1年の契約延長を結んだMFマイケル・キャリックにも引退後にトレーニングコーチとしてクラブに残るよう話を進めており、ユナイテッドは下部組織のコーチ陣を一新して育成部門の強化を図ろうとしている。