2015年3月4日、中国紙・参考消息（電子版）によると、ブルームバーグは3日、中国が宇宙開発能力を着実に増強しており、米軍の軍事通信を脅かす存在になりつつあると伝えた。
　
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　カリフォルニア大学地球的紛争協調研究所は報告書で、「高まる中国の宇宙開発力は米国軍事の安全保障にマイナスの影響を与えている」とし、中国の宇宙開発力の進歩で米国はそれに対抗できる技術を用意する必要に迫られていると指摘した。
　
　米戦略軍のセシル・ヘイニー司令官は2月末、下院軍事委員会の会議で、中国の宇宙開発力が米国の戦略衛星システムの脅威になっていると発言。中国の宇宙計画が現在のペースで進めば、中国は2030年には一連の先端的な輸送手段や強大な監視システム、高い性能を持つ情報通信衛星を擁するようになると指摘した。（翻訳・編集/岡田）