政治そのほか速
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中国で公務員の汚職などを取り締まっている「中国共産党中央規律調査委員会」は、16日夜、国内最大の石油企業の社長を重大な規律違反と違法行為の疑いで調査していることを明らかにしました。
調査を受けているのは、国有の石油会社最大手の「CNPC」=「中国石油天然ガス集団」の寥永遠社長(52)で、違法行為の詳細は明らかになっていませんが、汚職とみられます。CNPCをめぐっては、1兆9千億円を超える巨額の収賄容疑で刑事責任を追及されている周永康・前政治局常務委員が強い影響力を持っていて、去年以降、関連する政府高官の逮捕が相次いでいます。
中国では、国有企業が権力を背景に民間企業の健全な成長を阻害していると言われていて、15日には、国有自動車会社の会長が違法行為の疑いで調査を受けていることが発表されています。習近平政権は、これまで主に官僚に向けてきた「反腐敗」闘争の矛先を今後、国有企業などの既得権益層にも向けるものとみられています。(17日13:54)