東京・千代田区のＪＲ秋葉原駅近くで線路脇の支柱が倒れ、山手線と京浜東北線が９時間以上にわたって運転を見合わせた事故で、倒れた支柱は、先端部分がレールに接触していたため、電車に衝突していた可能性があることがわかりました。
　　この事故は、１２日午前６時１０分ごろ、ＪＲ秋葉原駅近くにある線路脇で、鉄製の支柱が倒れているのが見つかり、ＪＲ山手線と京浜東北線が９時間以上にわたって運転を見合わせ、あわせて４１万人に影響が出たものです。
　
　　ＪＲ東日本は記者会見を行い、倒れた支柱の先端部分がレールに接触していたことや、倒れた支柱が発見されたおよそ１～２分前に電車が現場を通過していたことを明らかにし、実際に電車に衝突した可能性があることがわかりました。
　
　　「誠に申し訳ございませんでした」（ＪＲ東日本の会見）
　　（レールに接触は？）
　　「接触はしていると思う」
　　（電車が進入した場合、危なかったのでは？）
　　「分からないが、列車の運行のタイミングによっては、列車に当たるということは当然あったと思う」
　
　　今回の支柱は、つながっていた架線の負荷に耐えきれず倒れたとみられていますが、ＪＲ東日本は、今後、さらに詳しく調査するとしています。（12日21:45）

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