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(花蓮 30日 中央社)台湾原住民(先住民)ブヌン族の伝統祭事として知られる「射耳祭」が4月4日に行われるのを前に、花蓮県卓渓郷の中正集落で29日、猟期の到来を伝える狼煙が上げられた。
年に一度行われる「射耳祭」は、豊作を祈り、狩猟文化を持つブヌン族の伝統や精神、弓矢の技術を伝承する祭りとされる。狼煙を上げる風習は近年途絶えていたが、今年から復活した。
同集落の関係者は狼煙について、かつて分散して生活していたブヌン族の仲間に、猟期が訪れたことを伝えるのが本来の役目だったと話す。狼煙が上がると、女性たちは酒造りや祭りの準備に取りかかったという。
祭りはこの地に住む有力者らが毎年持ち回りで主催。子供に対して弓矢の指導なども行われる。
(李先鳳/編集:齊藤啓介)