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ドイツ・ブンデスリーガ第25節で初ゴール挙げたヘルタ・ベルリンのFW原口元気。そのゴールは監督とSD(スポーツディレクター)との対話によって生まれたものだったようだ。現地時間18日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
初ゴールを決める前はベンチ外やベンチ入りしても出番がないことがしばしばあった原口。その状況について「簡単なものではなかった。今まで経験したことがない」と、語っている。
そして「日本では常にプレーしていた」と明かし、浦和レッズではエースとしてどの世代においても出場していたと振り返っている。それでも「これは今後自分を強くしてくれる」と、良い経験だととらえているようだ。
ようやく初ゴールを決めた原口だが、第24節のアウェイのシュトゥットガルト戦を前にパル・ダルダイ監督とミヒェル・プレーツSDと共に朝食に出かけたことを明かした。
そしてその時の対話について「僕にとってはすごく良かった。何を期待されているかがわかった」と、話している。
その日行われた試合では3人目の交代カードとして出場する予定だったが、GKが負傷したため急きょ選手変更を余儀なくされ出番は無かった。
しかし、次の試合ではその時の対話が活かされたようで、ブンデス初ゴールを記録。ダルダイ監督は「ゲンキはシャルケ戦で良いプレーだったよ。もっと成長して先発になってほしい」と期待し、プレーツSDも「このゴールが彼を刺激するだろう」と、喜んでいる。
原口がゴールを決めたものの引き分けに終わったヘルタ。自身もまだ満足はしていおらず「目標はもっと高い。ヘルタをより多くの勝利に導きたい」と、上を見ている。