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(台北 6日 中央社)南部・高雄の酒造が生産するライチ酒「乃姫」が、仏パリで先月27日から3月3日まで開催された「第21回ヴィナリ国際ワインコンクール」で金賞を受賞し、蒸留酒部門の最高賞となるトロフィーも獲得した。
世界的に権威のある同コンクールは1993年からフランス醸造技術者協会の主催で開かれているもの。今回は40の国と地域から3575件の応募があった。
開発と改良に携わった高雄餐旅大の陳千浩助教授は、農村の酒造は苦しい生産条件を乗り越え、世界のコンクールで高評価を得ているとした上で、今回の受賞は台湾産の酒が海外の市場へ大きな一歩を踏み出した証になると喜びを語った。
同酒は、5~6月中のわずか2週間しか収穫できないライチの高級品種「玉荷包」の実を1年以上熟成して造られる。皮むきなどの作業はすべて人の手で行われるため、コストも高いという。
台湾からは、他にも台中の霧峰で生産された吟醸酒や中部・南投の梅酒など3点が銀賞を受賞している。
(編集:名切千絵)