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“オリーブオイルが健康に良い”ことはよく知られています。なかでも多くの報告がなされているのが、心臓との関係。心筋梗塞など、心臓の病気の予防対策に良いとして注目されています。
そもそも心筋梗塞とは、心臓に血液を送る冠動脈が、悪玉コレステロールによって詰まることにより、最悪の場合、心臓の機能が停止してしまうという病気。つまり、悪玉コレステロールを取り除けば良いのですが、このときに活躍するのがオリーブオイルに含まれる「オレイン酸」というわけです。
オレイン酸は悪玉コレステロールを取り除き、血管の詰まりを防いでくれる働きがあるため、オリーブオイルが心臓に良いと言われます。ちなみに、オリーブオイルを日常的に摂取する地中海沿岸の人々には、心臓病の人が少ないんだとか。これはオリーブオイルを日ごろから摂取していることが理由の一つとして考えられるそうです。
■オリーブオイルの選び方
オリーブオイルには、ブレンドされたものから、純度の高いエキストラヴァージンまで、さまざまなラインナップがあります。とにかくエキストラヴァージンオリーブオイルなら良いかというと、実は重要なのはグレードではなく、新鮮さ。
生で食べるならエキストラヴァージンオリーブオイルが良いのはもちろんですが、いずれにせよ新鮮なオリーブオイルを購入し、封を開けたら、遅くても2~3カ月以内に使いきるのがベスト。
■合わせて食べたい食材は
2015年2月24日、テレビ朝日系列放送の「林修の今でしょ!講座」で紹介されたのは、「オリーブオイル×豆腐」「オリーブオイル×玉ねぎ」「オリーブオイル×キムチ」でした。それぞれ、理由は以下のとおりです。
・豆腐(大豆)に含まれるイソフラボンには、血管の拡張を促してくれる効果が期待できるので、オレイン酸とあわせて摂れば、ダブル効果で心臓病対策としてより効果的。
・玉ねぎに含まれる硫化アリル・アリシンという成分には血管を拡張する作用があるので、オレイン酸とあわせて摂れば、より効果的な心臓病予防になる。
・キムチの乳酸菌が悪玉コレステロールと戦ってくれるので、オレイン酸とあわせて摂れば、より効果をアップさせてくれる。
もちろん、豆腐ではなく納豆にかけても良いし、乳酸菌という点ではヨーグルトにかけても良いでしょう。とはいっても、すべからく料理にオリーブオイルを使えば良いというわけではありません。例えばオリーブオイルは高温で使うと酸化するため、揚げ物などの加熱時間が長い調理には不向き(使えないわけではありません)。ちなみに加熱しても酸化しにくい油は菜種油で、揚げ物にはこちらがおすすめ。油も使い分けが大切ということのようです。