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さまざまな困難を乗り越えてこそ、女性としての魅力は深まるもの。
そんなことを実感させてくれるのが、いつまでも輝き続ける女優たちです。先日のアカデミー賞授賞式にも多くの魅力的な女優たちが登場しました。そんななか大きな話題となったのが、レディー・ガガによる『サウンド・オブ・ミュージック』のトリビュートです。
公開50周年記念『サウンド・オブ・ミュージック』
『オクラホマ』『王様と私』『南太平洋』など、数々の名ミュージカルを映画化してきた、ロジャース&ハマースタインのコンビ。2人による最後のミュージカルの映画化が1965年公開の『サウンド・オブ・ミュージック』でした。
この映画は、同年のアカデミー賞では10部門でノミネートされ、作品・監督・作曲賞など5部門を受賞した名作です。今回のアカデミー賞では、同作の公開50周年を記念して、レディー・ガガがトリビュートを披露。さらに主演女優ジュリー・アンドリュースが登場し、ファンにとってはとても嬉しいサプライズでした。
多くの困難を乗り越えてきた女性の気高さ
ジュリーは凛とした気品をたたえて登場。そこには、映画挿入曲「すべての山に登れ」を彷彿とさせる、数々の困難を克服してきた女性の姿がありました
貧しく複雑な家庭環境に生まれたジュリーは、非凡な歌の才能によって早くから芸能活動を始めます。1964年の『メリー・ポピンズ』、翌年の『サウンド・オブ・ミュージック』の大ヒットで一躍トップ女優の座に。1969年にはブレイク・エドワーズ監督と結婚し、ハリウッドでも屈指のおしどり夫婦と言われていました。
そんななか、映画やブロードウェイで活躍する彼女を最大の困難が襲います。1997年、医師の誤診によって喉の手術を受けた彼女は、元の美しい歌声を失ってしまったのです。でもそんな苦しみのなかでも、彼女は希望を失わず、娘のエマとともに児童書を執筆し始め、新たな「声」を得ました。
そして『プリティ・プリンセス』などの映画でスクリーンにも復活。少しずつ活躍の場を増やして行くなか、2010年に長年連れ添ったエドワーズ監督と死別しました。
そんな波瀾万丈な経緯を知るハリウッドは、暖かい拍手とスタンディング・オベーションでジュリーを迎えました。昔のように歌うことはできなくとも、彼女の歌声は人びとの心の中に焼き付いているのだと、感動しました。
映画をさらに素晴らしくする音楽
作曲賞発表の際ジュリーは「素晴らしい映画をさらに素晴らしくするのは音楽だ」と語り、『ゴッドファーザー』や『スター・ウォーズ』『ティファニーで朝食を』を例に挙げました。…