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人気急上昇中の「ジャーサラダ」。みなさん、作ったことはありますか? ジャーに保存しておくことで、野菜や果物の劣化を防ぎ、いつでも好きな時に食べられる便利なサラダ。見た目のオシャレ感も魅力の一つですね。でも、本当に野菜が傷まないの? 実際、味はどう? と、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、美養系フードクリエイターである筆者が、ジャーサラダのヒミツと、美味しい作り方をご紹介したいと思います。
■ジャーサラダが傷まない理由
東京大学の富士原教授によれば、野菜の鮮度を保つためには、「野菜の呼吸を抑える」「水分蒸発を防ぐ」「低温に置く」ことだそう。ジャーサラダに適しているのは、アメリカのボール社の「メイソンジャー」や、フランスの「ル・パルフェ」。これらのガラス瓶の蓋は、二重の作りになっているため、真空状態を保つことができます。
そのため、野菜の水分蒸発を抑え、かつ酸素が供給されず、野菜が出した二酸化炭素が充満することで、呼吸がゆっくりになり鮮度が保たれるのだそうです。さらに野菜室で保存すれば、ジャーに入れたサラダが4~5日後もシャキシャキしているのです。
■これで失敗しない!ジャーサラダレシピ
(1)ドレッシングは、液状のものを
ジャーサラダは、お皿に盛り付ける、もしくはジャーのままで食べるものですので、野菜と混ざりやすい液状のドレッシングを使いましょう。
(2)入れる順番に注意
1.ドレッシング
2.水が出やすい野菜、味がしみても良い野菜
3.固め・重めの野菜
4.葉物野菜
以上の順番で詰めましょう。葉物野菜や茹でてから入れる野菜の水気が残っていると腐敗の原因になりますから、水気はしっかり切ってから詰めるのもポイント。フルーツサラダもオススメです。
(3)食べる直前に「しっかりシェイク」!
お皿に出すのがベストですが、そのまま食べる場合には、上下をひっくり返してドレッシングをしっかり混ぜてから食べましょう。真空状態で保存されているため、ひっくり返してもドレッシングもこぼれず、蓋も汚れません。
見た目も可愛く保存性もバツグンのジャー。サラダだけでなく、茹でた野菜やフルーツ、乾物の保存にもおすすめ。サイズも色々ありますから、お気に入りを見つけてジャー生活始めてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)