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小説の新人賞というものは、毎年1~2回の募集があります。ジャンルも純文学系からミステリー、SFなどさまざまです。小説の新人賞には1000通以上の応募があるといわれています。そこから当選するのはわずかに1~2作のみです。倍率は実に1000倍にもなる狭き門です。
最終選考前の書き直し
あまり知られていないことですが、純文学系の場合、小説の新人賞で最終選考に残った場合、編集者から連絡が来ます。そこで、小説の手直しをします。その後、直した原稿をもって作家の先生たちが出席する選考会にかけられるのです。
そのため最終選考に残った場合、結果的に落ちてしまっても、編集者の目に留まる作品を作り上げたということには変わりありません。他の出版社にコンタクトを取ってみたり、別の編集者に小説を見てもらうといったことも可能かもしれません。ひょっとすると、他の出版社から本が出せる可能性もあるのです。
下読みはバイト?
さらに小説の新人賞というのは、最初の選考は下読みと呼ばれる人たちが行っています。出版社の社員だったり出入りのライターだったりと、さまざまですが、誰が何を読んで落としたのかという選考過程は守秘義務があるため明らかになっていません。そのため下読みになるルートというのも決まっていません。通常は、知り合いの間で仕事が回っているようです。実質的にバイトが行っているのですが、だからといって優秀な作品が漏れてしまうということはあまりないようです。なぜならダメなものは明らかにダメ、といった実情があるためとも言われています。
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