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あなたの貯金額はいくらですか? 正社員になるのもなかなか難しい現代で、「貯金なんてできっこない!」と諦めてしまっている人も多いでしょう。ですが、逆にそんな保障のない世の中だからこそ、終活に向けてきちんと貯金をしているという人も多いようです。
全研本社が運営する働き方と転職を考えるウェブマガジン『瓦版』が行った調査結果で、仕事の形態と貯金の関係が明らかになりました。
■500万円以上の貯金を持っているのは?
今回実施された調査は、正社員、契約社員、派遣社員、パートタイマーで、それぞれどのくらいの貯金があるかを調べたものです。
普通に考えると、もちろん正社員がいちばん貯金額が多いと思いますよね。ですが、実は正社員の中で500万円以上貯金している人は21%、派遣社員の中で500万円以上貯金している人も21%だったのです。ちょっと意外ではありませんか?
参考までに、500万円以上貯金している人は、契約社員では13%、パートタイマーでは5%でした。
■派遣社員はなぜ貯金をしているのか
正社員と派遣社員の貯金額を比べると、1位はどちらとも「100万円未満」でしたが、2位は正社員で「100~200万円」なのに対し、派遣社員は「500万円以上」という結果に。
派遣社員は「いつ切られるかわからない」という危機感や、退職金が見込めないという理由から、貯金をしておこうと考える人が多いのではないかと推測できます。
■お金を貯める方法とは?
この結果と今の自分の貯金額と比べて、焦りを感じてしまう人もいるかもしれませんね。『VenusTap』で過去にご紹介した記事「7年以内に500万円を貯金!お金に愛される“マネー美人”の共通点は 」によると、マネー美人の特徴として次のことが挙げられるようです。
(1)“支出”と“残高”をきちんと把握している
(2)金銭管理にかける時間が短い
(3)ストレスなくお金を貯めている
これらの特徴を見て、どう思いますか? 自分が貯金できていない理由が少しは思い浮かんでくるのではないでしょうか? スマートフォンやPCなどで簡単に行える家計簿アプリを使うなどして、貯金に対する苦手意識を少なくするのも重要なようです。
いかがでしょうか? 正社員だから貯金が多いと勝手に決めつけてはいけないことが明らかになりましたね。正社員でも「宵越しの金は持たぬ」と答えた人が6%いましたから、結婚相手を見極めるときに雇用形態をあてにしてもあまり意味がないのかもしれません。
人生最期のときまでお金の心配をしなくて済むように、今から少しずつでも用意しておきたいですね。