政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
中国・人民網は4日、「日本が中国海軍の演習を盗撮、戦争勃発なら戦況はどうなる?」と題した記事を掲載した。
中国では日本の防衛省が2日、中国の駆逐艦と護衛艦が鹿児島県奄美大島の北東約140キロの海域を太平洋から東シナ海に向けて航行していたことを海上自衛隊のP3C哨戒機などが確認したと発表したことが報じられた。中国メディアはまた、「日本は中国の艦隊が2月17日に西太平洋上で行った実弾射撃訓練を“盗み撮り”していたことを明らかにした」とも伝えている。
こうした中、人民網は「過去の問題によって強く敵視し合う中国と日本の間に海上での武力衝突が起きれば、どのような結果になるだろうか?」と分析。日本のある研究所が昨年、「海上で両国が衝突すれば、数時間後に中国海軍は惨敗する」と指摘したことを紹介し、「日本の海上戦力は米国に次ぐ世界2位だ」との見方に基づく分析だとした。
一方で、中央党校国際戦略研究所の高祖貴副所長は、国際的な軍事専門誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」が兵士や艦艇、戦闘機の数などから「中国海軍の実力は日本よりも強い」と分析したことを指摘。ただし、これは米国や日本、英国が中国と軍事力をけん制し、自国の防衛費を拡大しようとしていることが原因だと語った。
中国軍事専門家の尹卓氏も、「海軍の人数や規模はもはや現代的な兵力を測る上での基準とはならない」として、「1隻当たりのトン数」や「1人当たりのトン数」を見るべきだと指摘。「中国は中・小型の艦艇が主流で、数は多いが、大きくはない。一方で日本の艦艇は少ないが、大型のものが多い」と比較した。
(編集翻訳 恩田有紀)