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(台北 4日 中央社)行政院農業委員会農業試験所はこのほど、日本など海外への空輸中の品質劣化が問題視されていた中部・南投県埔里の特産品、マコモダケの新たな輸送方法を開発した。同試験所は、商機拡大につながると期待を寄せている。
現在は空輸が中心で、厚いビニール袋で商品を密封する方法が採られているが、風味が落ちやすく、同所の実験によると約5~35%のマコモダケに異臭が発生していたという。
このため、商品を包むビニール袋に小さな穴を開けるか、輸送袋の中に白い紙とエチレン吸収剤を入れると、輸送時の変質防止が期待できるとしている。
また、1~2度の低温で14日間保存する海上輸送の方法を使えば、輸送費用が半分に抑えられる上、外観や味も空輸より優れた状態で日本に届けられるという。
マコモダケの栽培面積は過去3年間で、1835ヘクタールから2013ヘクタールに拡大し、売上高も16億6000万台湾元(約63億1280万円)から20億2000万元(約76億8190万円)に増大している。
(楊淑閔/編集:名切千絵)