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曲げわっぱは一般的に“曲げ物”と呼ばれる物の一つで、大きく分けて塗りの物(めんぱ)と白木の物があります。
■選び方
塗りの物は白木の物より耐久性があり、油などの染み込みも少ないです。白木の物はウレタン塗装の物と無塗装の物があります。ウレタン塗装がされていると比較的、染み込みや汚れがつきづらく洗いやすいです。外側のみにウレタン塗装してあるものもあります。
ナチュラルな木のよさを100%楽しみたいなら無塗装もオススメ。メンテナンスに少々気を使いますが、木の独特の香りがふわっとして、吸湿性がいいので、ご飯がおいしく持って行けると評判です。どれも良い所がありますのでよく考えて選びましょう。
作っている場所は全国各地にあります。値段はピンキリで、外国産の安い物は2000円くらいからありますが、作りはそれなりです。
本格的にわっぱ弁当を楽しみたい人には7000~8000円位する秋田大館の大館曲げわっぱが人気です。大館の曲げわっぱにもウレタン塗装した物と無塗装の物がありますので、お好みに合わせて買いましょう。無塗装なら6000~7000円位の博多曲げ物もいいですね。お一人で完全手作りです。
■どう使う
使い方、洗い方は商品(作り手)によって違うので、説明書に書いてある通りに使いましょう。白木の曲げわっぱの一般的な使い方は使ったら洗って、きっちりと陰干しをして乾かせばOKです。乾きが十分でないとカビの原因になりますので要注意です。理想はわっぱ2個持ちでローテーションさせて乾かす日を設けると長持ちします。
■お弁当箱はどの大きさを選ぶ?
成人女性で600~800ml、男性で700~900mlくらいがおすすめです。あまり量を食べない人は小さくし、サラダなどかさばる物を持って行きたい人は大きくするか、別にもう一つ持ちましましょう。
ただし、お弁当の個数を増やすと洗うものが多くなるので個人的には1つのお弁当箱で大きさで調整するのがいいと思います。
また、どこで食べるかも重要で、テーブルがあるなら複数個に分かれてもOKですが、手持ちで食べる場合は一つの方がいいですね。
■何をどう盛る?
わっぱの良い所の一つは“佇まいがかっこいい”ので、お弁当がおいしそうに見える所。いつものご飯を多めに作ってお弁当に回してもステキなのがいいのです。今回はどれくらいよく見えるかを市販のお弁当を盛り直して比べてみました。
西友のやきそば弁当を盛り直した写真と和風の煮物セットを盛り込んでみました。…