政治そのほか速
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米国務省のウェンディー・シャーマン国務次官が2月27日、中国と日本、韓国の歴史問題をめぐって、「中国と韓国はそれぞれの政治目的のために歴史問題を利用している」との見方を示したとされることについて、韓国外交部の内部関係者は2日、「米国の歴史問題に対する立場は変わっていない」と述べた。韓国・聯合ニュースの2日付の報道として、中国・環球網が同日伝えた。
同関係者によると、シャーマン国務次官の発言があった後、韓国政府は外交ルートで米国側と意見を交換。その際に米国側は「米国は中国、日本、韓国など北東アジアの国々と緊密に協力し、地域の平和と安全、繁栄のために努力するべきだと考えており、関連国は歴史の教訓を忘れず、未来に向かってさらに協力していく必要がある」と表明した。韓国側は、シャーマン国務次官の発言はこうした米国側の基本的立場に基づいたものだと認識しているという。
「歴史問題の解決に向けては中国と日本、韓国の全てに問題がある」と指摘し、米国の認識が変化したのではないかとも分析されたシャーマン国務次官の発言は、韓国国内で物議を醸していた。
(編集翻訳 恩田有紀)