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まるで背中にマーブルケーキをしょっているみたい。飢餓状態なら間違ってガブって食べてしまいそうなくらいおいしそうだ。この子はケナガイタチの一種で、マダライタチ(学名:Vormela peregusna)、もしくはマーブル・ポールキャットと呼ばれている。
今回はマダライタチの生態にズームインだ!
学名Vormela peregusnaの”Vormela”は初期のドイツ語で”小さな芋虫”を意味する。”Peregusna”はウクライナ語でイタチを意味する。つまりマダライタチの元々の名前は”小さな芋虫イタチ”だったのだ。
近縁種のヨーロッパイタチと非常に似た顔だが、模様がユニークで、ヨーロッパイタチにはない長い爪を持つ。画像から、短い鼻口部とがっしりとしたマダライタチの顔立ちが見て取れるだろう。ちなみにヨーロッパイタチを家畜化したものがフェレットである。
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背中には赤茶色と淡黄色/白の斑紋があり、また尻尾の被毛は通常は白で先端が黒い。アンダーコートは茶褐色あるいは黒に近く、顔のマスクは茶褐色である。
耳の上部が白い被毛に覆われているため、大きく目立つ耳をしている。顔の被毛は黒と白で、白い帯が額から耳の下に伸びる。手足は短いが前足は強靭で、地面を掘って巣穴を作るのに適す。他の動物の巣穴をちゃっかり自分のねぐらにしてしまうこともあるんだ。
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体長(頭から身体)は29~38cm、尻尾の長さは15~21cmほどだ。体重はメスなら295~600g、オスなら320~715gくらいになる。
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鳴いて騒ぐタイプではないので、無理やり服従させられた豚のような鳴き声や金切り声を心配する必要はないが、警戒した場合は甲高い鳴き声を上げる。
また、多くのイタチ科の仲間と同様、マダライタチもおしりから強力無比な”ガス攻撃”を炸裂させることが可能だ。危険を感じると、頭をのけぞらせ、歯を剥いて威嚇する。さらに全身の毛も逆立ち、尻尾を後ろへ巻き上げる。この行動は被毛の模様をより鮮やかに浮かび上がらせ、”ガス攻撃”とともにマダライタチからの警告を意味している。あなたにも「あっちに行けよ! さもないと…」という声が聞こえてくるはずだ。
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マーブルケーキのようにかわいいマダライタチ
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似て非なる?
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●繁殖
近縁種と同じく、マダライタチは発情期を除けば単独行動者だ。…