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愛媛大学食品機能学の菅原卓也教授らの研究チームが、「ヨーグルトに含まれる成分+ミカンの皮に含まれる成分」が花粉症の症状をしずめるという研究結果を発表し、話題になっています。
花粉症は体内に入ってきた花粉に免疫細胞が反応し、ヒスタミンなどの化学物質が放出されるために辛い症状が起きるとされています。菅原卓也教授らは、数年前から研究をおこなっており、マウス実験でミカンの皮に含まれるポリフェノールの一種「ノビレチン」と、牛乳成分のたんぱく質「βラクトグロブリン」が、それぞれ花粉症の症状を抑える働きを持つことを突き止めていました。今回は、26人のスギ花粉症患者を対象に、牛乳成分を含む飲むタイプのヨーグルト(150ミリリットル)に、ミカンの皮をすり潰したものを混ぜ、それを1日1回飲んでもらったとのこと。
対象者には飲み始める前と2週間後に、花粉症の原因物質を両目に点眼。点眼30分後の症状を比較したところ、全員、症状が低下したことがわかったそうです。
ミカンの皮とヨーグルト成分の相乗効果が免疫細胞の反応を弱め、化学物質の放出を抑えるとみられていますが、ミカンの皮はなかなか食べにくいですよね。そんなときは、皮付きのまま、ミカンとヨーグルトをミキサーにかけてスムージーにしてはいかがでしょう。花粉症の症状に悩まされている人には、試す価値がありそうです。