警視庁、「ネットバンキングウイルス無力化作戦」を実施
　「ネットバンキングウイルス無力化作戦」におけるウイルス感染の分布
　
　警視庁サイバー犯罪対策課は、日本を標的としていると見られるウイルスの感染端末として、世界で約8万2000台、国内で約4万4000台の端末を特定し、これらのボットネットを撲滅する取り組み「ネットバンキングウイルス無力化作戦」を行っていると発表した。
　
　同プロジェクトは、セキュリティ事業者の協力を得て、ウイルス感染端末の不正送金被害を防ぐための対応策で、ウイルス対策の導入やOS・ソフトウェアの更新、金融機関が提供するセキュリティ対策を利用するよう複数の対策を講じるよう呼びかけている。また、同庁は総務省およびTelecom-ISAC Japanと連携し、感染端末の利用者に対してウイルスの駆除を依頼している。
　
　発表資料
　URL:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/haiteku/haiteku/haiteku504.htm
　2015/04/13