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(台北 25日 中央社)台湾で24日、東日本大震災直後から輸入が規制されている福島、茨城、栃木、群馬、千葉で製造、生産された食品の一部が流通していたことが、発覚した。行政院原子能(原子力エネルギー)委員会は当該食品の安全調査に乗り出している。
衛生福利部の調べによると、台湾の業者10社がこれらの地域から輸入していた食品(25日現在294種類)は、産地を偽装して販売されていたという。中には「午後の紅茶」などの人気商品も含まれていた。コンビニやデパートなどでは商品の撤去が進められている。
ただ、現在までに規定値を超える放射性物質が検出された報告は入っていない。また、衛生福利部の蒋丙煌部長は25日、輸入規制の撤廃を検討していると明かした。
一方、日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所は、日本では安全な食品だけが流通しているとして、輸入解禁に向けて引き続き理解を求めたいとしている。
(唐佩君/編集:齊藤啓介)