もしも魔法が使えたら……と思う瞬間。私でいうと、食べたものを胃からパッと消してしまえる魔法を使いたいと思うことがよくある。せっかく美味しいものがたくさん並んでるのに満腹になっていく寂しさよ。待てよ、その魔法を使えるなら、美味しいレストランにいくためにお金を増やせる魔法も必要になってきて……と欲望がとめどなく溢れはじめた！
　
　■一つだけ魔法を使えるなら…？
　
　「おしトピ by 教えて！goo」で、「1つだけ魔法を使えるようになるなら、どんな魔法がいい？」という質問には、「食べ物を好きなだけ出す魔法」（七草さん）という激しく同意したくなる魔法から、「地球上にある、全てが幸せになる魔法」（レミエルさん）というとても素敵な魔法まで様々な回答があった。
　
　■魔女の歴史に迫る展覧会「魔女の秘密展～ベールに包まれた美と異端の真実～」
　
　自在に魔法を操る存在といえば「魔女」だが、その魔女の謎を解き明かす本格的な展覧会が大阪で開催されていると聞き、足を運んでみた。展示は、巨大な水槽で有名な水族館「海遊館」の脇にある「大阪天保山・文化館」で行われている。
　
　この展覧会、ドイツ、オーストリアなどの美術館・博物館から多数の展示品が出品される大規模なもので、そもそも日本国内でここまで「魔女」にフォーカスした展示イベントが行われるのは初なのだそうだ。
　
　
　展示会場の入口には、「魔女帽子付き音声ガイド」の貸し出しが！
　
　
　会場内に魔女帽子をかぶった方が複数いたので何度も驚いてしまった。ちなみに音声ガイドは俳優の佐々木蔵之介さんが担当しているとのこと。
　
　会場入場時には本展のコンセプトを紹介するムービーが流れるのだが、そのおどろおどろしい雰囲気は、ひょっとしたら泣き出す子供もいるのでは？と思ったほど。
　
　会場内は残念ながら撮影禁止なのだが、公式サイト上に展示品がいくつかアップされているので、チェックしてみて欲しい。
　
　
　ただ、本展では一つ一つの展示品のすごさよりも、全体を通じた流れの方に重きがあるように感じた。最初から最後まで見て回ることで、魔女の歴史、当時の人々が魔女というものに対して持っていたイメージを追体験できるというか、かなりリアルに実感できるのである。
　
　これがまたなかなかにハードな内容で……。いや、これ以上はネタバレになるから展示を見てのお楽しみということにしておきたい。とにかく！魔女について深く知ってみたい方は絶対見ておいた方がいいと思う！
　
　ミュージアムショップには、リード横の写真のような1点ものの「魔女帽子」も。…