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ドイツ・ブンデスリーガ2部カールスルーエのMF山田大記は、同クラブでのブンデスリーガ1部挑戦を望んでいる。12日発売のドイツ紙『キッカー』のインタビューで明かした。
現在24節を終了した時点で4位につけるカールスルーエ。4位とはいえ、2位、3位との勝ち点差は2、首位とは8と自動昇格圏内と大きな差はない。さらに15日には首位インゴルシュタットとの大一番を控えている。
今季のカールスルーエの好調の要因の1つが山田の加入だ。ウインターブレイク前は左サイドのMFで起用され6得点。中断明けからはトップ下にポジションを移し、得点こそないものの高評価を続けている。
すでに中心選手となっている山田は、同紙のインタビューで今シーズンの目標を語った。
中心選手として活躍を続けているだけに他クラブからのオファーの可能性も考えられる。しかし山田は「ここで3年契約を結んでいるし、居心地もとても良い」と明かし、「ブンデスリーガ?カールスルーエで挑戦できるのがベスト」と、まずは昇格して挑戦することを目指している。
中東のクラブから300万ユーロ(約4億円)のオファーが届いたと報じられたが「お金がすべてではない」と話し、「ここがとても気に入っている。すべて自分に合っているので検討していなかった」と、あくまでカールスルーエの選手としてしか考えていないようだ。
ヴァヒド・ハリルホジッチ新監督の就任が決まった日本代表についても「もちろん、自分は再び代表チームの一員になりたいし、日本のためにプレーしたい」と、代表に対する思いも打ち明けた。
11日は公式サイトでは在独の日本人の子供たちと触れ合う姿も公開され、インタビューにドイツ語で答える山田の姿も映しだされている。
首位との大一番を前にリラックスした山田。まずは昇格のために勝利を目指す。