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大韓航空機の「ナッツ・リターン事件」で同社の前副社長、趙顯娥(チョ・ヒョンア)被告に怒鳴られた客室乗務員が現地時間の10日、米ニューヨークの裁判所に「精神的苦痛を受けた」として損害賠償を求める訴えを提起した。11日付で中国新聞網が伝えた。
趙被告が米ニューヨークで乗客として搭乗した機内で、客室乗務員のナッツの出し方に激怒して、滑走路で離陸準備をしていた飛行機を搭乗口まで引き返させた事件。趙被告は、「ナッツの出し方が違う」と乗務員を怒鳴り付けたうえ、責任者を同機から降ろさせた。この騒ぎのせいで、同機は約20分遅れた。
この時に怒鳴られた客室乗務員が「機内で暴言を吐かれたうえ、暴行を受け、精神的苦痛を受けた」として、大韓航空と趙被告を相手取り損害賠償を求める訴えを起こした。乗務員の弁護士は「大韓航空は趙被告のイメージを守るため、この乗務員に嘘の供述をし、趙被告と和解したように装うよう強要した」と話している。
これについて、大韓航空側は「訴状が届いていないため、コメントできない」としている。趙被告には一審で懲役1年が求刑されている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)