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人民網の24日付報道によると、チャウ・シンチー(周星馳)監督作「ミラクル7号(原題:長江7號)」で大ブレイクしたシュー・チャオ(徐嬌)が日本で撮影したコスプレ写真が話題を呼んでいるという。
【その他の写真】
シュー・チャオは友人と共に中国の伝統的な民族衣装「漢服」を身にまとい、中国の女帝「則天武后」風のメイクを施して、日本の神社を参拝した。この姿はかなり目立ったようで、他の観光客に取り囲まれ、「一緒に写真を撮って」というリクエストが殺到した。
この話題が冷めやらぬ中、奇抜な出で立ちで日本観光する中国人観光客が新たに出現、中国ネットユーザーの間で議論を巻き起こした。
中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で400万人以上のフォロワーを持つ中国のネットユーザーが29日、「こんな格好で日本旅行に行くとは、まさにやりたい放題だ!」というコメントともに2枚の写真を掲載。多くのネットユーザーの注目を集めた。
2枚の写真からは、大勢の中国人観光客のなかでひときわ目を引く八路軍の軍服を着た中国人観光客がおり、満面の笑みを浮かべながら闊歩しているのが見て取れる。この人物は、自身の微博アカウント上でも八路軍の軍服姿で日本を観光する写真を3枚掲載、「『横店』から京都にやってきた」としている。
「横店」とは中国浙江省にある映画村のこと。中国メディア・光明網によると、ここでは年間48の撮影チームが「抗日モノ」を制作し、2014年の1年間に「殺された日本兵」は10億人近くに上るという。
八路軍の軍服姿で日本観光する中国人観光客について、中国のネットユーザーは以下のようなコメントを残した。
「日本人はこれが何か分かるのか? 中国人として恥ずかしいから早く脱いでくれ」
「日本人のモラルを試そうとしたんだよね? 降参しなよ。また日本人の勝ちだよ!」
「この人を殴る人たちはいないのか」
「日本は本当にモラルのある国だな。敬服せざるを得ない」
「そんな格好したら行方不明になるぞ!」
「戦争を引き起こすぞ」
「生きて帰って来られるかな」
「戦場で日本人を倒すことはできない。妄想して満足するだけだ」
「日本で中国の軍服を着ても何の問題にもならない。でも、中国で漢服を着ると和服を着た売国奴と勘違いされて殴られる。これが文明国と野蛮な国との違いだ」
「今後日本ツアー一行はこれを着て軍団を結成しよう」
「(「抗日神ドラマ」みたいに)鬼子を手で引き裂くのを忘れるなよ」
「大多数の日本人がコスプレだと思うかもね」
「多くの中国人が心で思っていてもやろうとしないことを、君はやった。すばらしい!」
(編集翻訳 城山俊樹)