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中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で38万人以上のフォロワーを持つ、日本文化を紹介する中国国内メディアが8日、日本の食文化を代表するコンテンツの1つである「丼」について紹介するツイートを掲載したところ、多くのユーザーが興味を示した。
ツイートは「丼」について「ドン(dong)」と読むと説明したうえで、「丼」の文字がもともと古代中国の漢字であり「井」と同じ意味で使われていたと紹介。漢字文化が伝わった日本でその後、今の「どんぶり」を意味するようになったとした。そして、「丼」の読みについても「井戸に物を投げ込んだときに出る音」と説明している。
ツイートには、説明とともに親子丼、かつ丼、ステーキ丼……といった丼料理の写真が複数枚掲載されていた。
夜の時間に発信されたこのツイートを見て、多くの微博ユーザーが「こんな時間に食欲を刺激された」といささかご立腹の様子だったが、「そうだったのか」。「ずっと読み間違えていた」、「ついにこの字をどうやって読むのかが分かった」、「心の中の大きな謎が解けた」とスッキリしたことを示すユーザーも少なからず見られた。
また、自分の好きな「丼」を挙げる人も多く、中でも親子丼にかんするコメントが目立った。あるユーザーは「なぜ『親子丼』と呼ぶのかを知って、すごく面白いと思った」と語り、あるユーザーは「本場の親子丼が食べたい。いつも一番安い『魚香肉絲丼』(細切り豚肉の甘辛炒め丼)しか食べてないから」と願望をつぶやいた。
古代中国で「丼」という字が「井」と同義で使われていたということであれば、中国では「ジン(jing)」(日本語読みではセイ)と読むほうが正式かもしれない。ただ、「どんぶり」として日本語化した意味で使うのであれば、やはり「ドン」と読んでもらったほうが日本人としてもしっくりくる。なお、井戸に物を投げたときの音を当てはめた、というのも元は中国で出た発想のようで、「ダン(dan)」という読み方も一部文献で見られるとのこと。
「なんで井戸に物を落とすのと、乗っけご飯料理が関係あるのか」という疑問を抱いたユーザーがいた。ツイートでは紹介されていないが、「丼」は「どんぶり」と読まれることもある。今は「どん」と読むことが多くなった。「どんぶり」という名称の由来にかんする諸説に触れることによって、きっとこのユーザーの謎も解けてくるに違いない。(編集担当:近間由保)
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