政治そのほか速
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2015年3月3日、ウクライナのクリムキン外相は日本記者クラブで記者会見し、ロシアが同国東部の親ロシア派勢力を継続的に支援しており、兵器や資金の供与だけでなく、ウクライナ東部でロシア正規軍も派遣されていることを明らかにした。その上で、「防衛、主権と領土統一の保全のためならいかなる手段も辞さない」と強調。米国が検討している防衛目的の兵器や装備の提供に関し、通信機器や監視用無人機などの早期提供を要望した。
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クリムキン外相によると、停戦発効後も緊迫した状況が続き、政府側が維持している東部ドネツク州の港湾都市マリウポリでも、親ロシア派武装勢力が近郊に軍を展開していると指摘。東部全般でも「困難な情勢で、緊張状態が続いている」と明かした。ロシアから越境してくる大量の兵員や最新鋭の兵器が不安定要因になっているとし、「ロシアとの国境を完全に閉鎖する必要がある」と述べた。(八牧)