政治そのほか速
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ヨルダン国内では救出を求める世論が沸騰しており、同国政府が窮地に立たされる可能性もある。イスラム国が勢力を広げるシリア、イラクと国境を接するヨルダンが不安定化すれば、米国などが主導するテロ掃討作戦にも影響が出かねない。
「引き続き生存確認と救出に向け、努力する」
ヨルダンのモマニ情報相は1日、ムアズ・カサースベ氏(26)の解放に向けた決意を強調した。カサースベ氏は昨年12月、米国が主導する「有志連合」の一員として空爆に参加中、イスラム国に拘束された。ヨルダン政府は解放を求めてきたが、イスラム国は1月27日に公開した映像で、アンマンの同時爆破テロ実行犯の一人でヨルダンが収監するサジダ・リシャウィ死刑囚と、後藤さんとの交換を求めた。
交渉の行方次第では、50人以上が死亡したテロの実行犯が釈放され、カサースベ氏が解放されない事態が想定されたこともあり、ヨルダン国民は激しく反発。王制を敷く同国ではデモなどは厳しく制限されているが、政府に救出を求めるデモが各地で相次ぎ、28日夜には一部が暴徒化した。