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【ベルリン時事】フランス南東部でのドイツ旅客機墜落で、独西部デュッセルドルフの検察当局は30日、声明を出し、故意に墜落させたとみられるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)は、操縦士免許の取得前に自殺の恐れがあったと明らかにした。ただ、最近は自殺や他人への攻撃性の懸念は確認されていなかった。
捜査当局は24日の旅客機墜落後、副操縦士の関係先を捜索した。声明は、押収した診断書などを調べた結果、副操縦士は数年前に自殺の恐れがあり、長期にわたって心理面の治療を受けていたと指摘。その後も受診を続けていたが、最近は自殺の懸念や暴力的な傾向は診断されていなかったという。
米メディアなどによると、副操縦士の免許と適性証明書には「慢性的な疾患があり、定期的な診察が必要」と記載されていた。副操縦士が勤務していた独格安航空会社ジャーマンウィングスと親会社ルフトハンザ航空もこれを把握していた可能性があり、どこまで深刻に考えていたかが焦点になる。
会社側は墜落後の記者会見で、副操縦士には「安全飛行のための100%の能力があった」との見解を示していた。