韓国・聯合ニュースによると、韓国貿易協会は１８日、昨年の日韓貿易額が前年比９．２％減の８５９億５２００万ドルだったと発表した。リーマン・ショックの影響を受けた２００９年（７１１億９８００万ドル）以降では、最も低い水準となった。
　日韓貿易は、２０１１年に過去最高の１０８０億ドルを記録した後、２０１２年が１０３１億５９００万ドル、２０１３年が９４６億９２００万ドル、そして２０１４年と３年連続で減少した。
　また、今年１～２月の貿易額も１００億４４００万ドルと、前年同期比で１３．６％も減少しており、今年も４年連続の前年割れとなる可能性が高いと見られている。
　記事は貿易額減少の理由を、円安が長期化しているためと分析している。２０１２年末に１ドル＝８２円前後だった円／ドルの為替レートは、第２次安倍内閣の大規模な金融緩和政策によって現在では１２０円前後まで下落した。このため、韓国製品の日本での市場競争力が弱まったうえに、日本の輸入需要も減少した。
　一方、日本から韓国への輸入については、韓国の不況による内需低迷や、韓国企業がこれまで主に日本に頼ってきた素材や部品の調達先を中国などに多様化しているために、対日輸出よりも減少が急になっているという。このため、２０１０年には３６１億２０００万ドルだった韓国の対日貿易赤字額は、２１５億８５００万ドルまで減少した。
　このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
　「日本の車を買うゴミだけでもいなくなってほしい」
　「放射能のことを考えたら当然」
　「日本経済は衰退している。日本製品はもういいものが出てこない。なのに日本人は傲慢で、自国ブランド以外は買わない」
　「日本の車や服を買う人が減らないと、日本は変わらない」
　「我々は外国製品に目がくらむが、日本人は現代やサムスンを絶対に買わない」
　「よかった。この機会に国交断絶して、国防白書に北韓と同様に韓国の敵と明記せよ」
　「対日貿易赤字が大きいから、この機会に減らしたほうがいい。韓国は日本にあまり輸出できていない」
　「韓日交易より韓中交易が２倍以上大きい」
　「日本の悪口を言いながら、ユニクロとソニーが大好きで日本に旅行する矛盾」
　「そもそも日本から輸入していた分が多いから、輸入が減るのは賛成」
　「日本製品は大好きでよく使っていたが、嫌韓デモを見て、日本が嫌いになった」
　「韓日関係が悪化して日本人観光客が減っている。対策が必要」
　（編集　ＭＪ）