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(台北 13日 中央社)宜蘭県の温泉地として有名な礁渓郷が運営する温泉プールが10日から臨時休業している。長年冷却水として使用していた地下水が湧出しなくなったためで、同郷では早急に新たな冷却水を確保し、早期の営業再開を目指す考えだ。台湾の複数メディアが伝えた。
同プールは台湾でも数少ない温泉を使ったプールとして知られ、通常ならば多くの行楽客で賑わう。だが、関係者によると、数日前から高温の温泉に混ぜて使用していた低温の地下水が湧出しなくなり、運営が継続できなくなったという。
その後の調べで、原因は近隣の工事現場で行われている地下水の汲み上げにより水脈が絶たれたことだったと判明。また、同プールが約30年にわたり地下水の利用申請をしていなかった運営のずさんさも明らかになった。
同郷では改めて地下水の利用権を取得し、今週末までに営業を再開させたいとしているが、その一方で、市民からは同地区での乱開発が環境に与える影響を危惧する声も上がっている。
(編集:齊藤啓介)