政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
【ニューデリー時事】パキスタン政府筋は10日、死刑の一部停止措置を完全に撤廃すると明らかにした。同国政府は昨年12月、北西部ペシャワルの学校襲撃事件を受け、テロ事件に関与した死刑囚に限って刑執行を再開。今回、死刑執行の対象を全死刑囚に拡大することで、凶悪犯罪により強い姿勢で臨むことになる。
政府筋は時事通信の取材に「内務省は死刑執行を加速するよう関係当局に指示をした」と語った。
パキスタンは人権団体などの批判を受け、2008年以降は死刑執行を停止していた。しかし、生徒ら約150人が死亡したペシャワル学校襲撃事件の後、テロ事件に絡む死刑囚については刑の執行を再開。AFP通信によると、昨年12月以降、24人が死刑に処された。
人権団体によると、パキスタンには約8000人の死刑囚がいるとされる。