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【北京時事】中国空軍の申進科報道官は30日、空軍機が同日に西太平洋上空で初めての「遠海訓練」を行ったことを明らかにした。台湾とフィリピンの間のバシー海峡から西太平洋上空に入り、同日中に帰還。報道官は「既定の訓練目的を達成し、首尾よく任務を完了した」と主張した。
報道官は「遠海訓練は大国の空軍が一般的に行っている」と述べ、年度計画に基づいた訓練であると強調。「国際法に合致している。特定の国家や目標を対象にはしておらず、いかなる国家や地域への脅威にもならない」と指摘した。
海洋進出を本格化させる中国はこれまで、西太平洋海域で海軍艦隊による訓練をたびたび実施している。今回の訓練では海洋支配をめぐり対立する日米やフィリピンなどを念頭に、空軍力の増強を誇示する狙いがあるとみられる。