政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
アメリカのオバマ大統領は、イラン国民に向けてビデオメッセージを発表し、関係改善に向けた最高のチャンスが到来しているとして、この機会を逃すべきではないと強調しました。
「核取引は、あなたたちイランの人々にとって、より輝く未来への扉を開ける手助けになります」(アメリカ オバマ大統領)
これは、イランの新年にあたる19日、アメリカのオバマ大統領がイラン国民に向けた祝賀メッセージの中で述べたもので、現在行われているイランと欧米各国の核協議「P5+1」は進展していると述べ、イランとアメリカのニ国間関係を改善する絶好の好機だと呼びかけました。イランの核協議は、今月末に期限を迎える枠組協議が急ピッチで進められています。
その一方で、アメリカ上院議員有志47人が今月9日、イランの指導者に対して、現在進められている核協議が合意を見ても、議会が承認しない限り意味を成さないとする書簡を送って物議を醸していました。
今回のオバマ大統領の異例のビデオメッセージは、イラン国民に直接訴えかけることでアメリカ国内の異論を跳ね除け、協議を結実させる狙いがあるものと見られています。(21日05:54)