【北京＝竹腰雅彦】中国外務省によると、習近平（シージンピン）国家主席は１１日、オバマ米大統領と電話会談し、米国側の招請を受けて、今年９月の国連創設７０年の記念活動出席に合わせ、米国を公式訪問すると伝えた。

　　ホワイトハウスによると、ワシントンへの国賓訪問となる。習主席の訪米は２０１３年６月以来２回目。

　　中国側によると、両首脳は会談で、「反ファシスト戦争勝利７０年」やインターネットの安全問題、イラン核問題などについて意見交換し、協力強化を確認した。

　　習氏の９月訪米には、主要な「戦勝国」としての立場を国際社会に誇示する狙いがあるとみられる。