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中国外文出版発行事業局(外文局)の対外伝播研究センターなどが海外9カ国で行った中国のイメージに関する調査で、ロシア国民の中国に対するイメージが10点満点中、7.6点と最も高いのに対し、日本では3.4点と低いことが分かった。露ニュースサイト・スプートニクの19日付の報道として、中国・参考消息網が20日伝えた。
報道によると、調査の対象は9カ国の4500人。ロシアに次いで中国を良いイメージでとらえているのはブラジル、インド、南アフリカといったBRICS諸国で、6.9~5.8点だった。また、オーストラリアと英国、米国でも5点を超えたが、日本では3.4点にとどまった。
全般に、中国に対するイメージは向上しており、46%の人が「中国では経済が急速に発展し、国民の生活水準が高くなっている」と認識していることも分かった。
調査結果について中国国際出版集団の王剛毅副総裁は、「大部分の新興国の国民は中国が国際秩序を安定させ、世界平和を守る上で重要な力を持っているとみている。一方で、先進国では多くの人が今もなお、中国は軍事的脅威となるとの認識だ」とコメントした。
(編集翻訳 恩田有紀)