政治そのほか速
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【チュニス=青木佐知子、バルセロナ(スペイン東部)=石黒穣】チュニジアの博物館銃撃テロ事件の犠牲者と同じツアーに参加していた観光客が20日、クルーズ船「MSCスプレンディダ」でバルセロナ港に到着した。
乗客の一人でバルセロナ在住の女性ガリナ・ブロンスキブさんが、恐怖の体験を語った。
ガリナさんは娘のビクトリアさんと2人でクルーズに参加し、事件に遭遇した。観光バスが博物館の前で止まり、乗客が降り始めた時に遠くで爆竹のような音を聞いた。
「何だろうと思っていたら、だんだん近づいてきた。ガラスが割れて、バスの中で何かが飛び散った」
「とにかく脱出しなければ」と考え、娘と一緒にバスから飛び出した。2人の乗客が昇降口の階段にもたれかかり、頭と胸から血を流していた。
バスから出ると、迷彩服の2人組が銃を撃っているのが見えた。あたりには何もないので隠れる場所を探して博物館に向かい、奥の部屋に隠れた。
約4時間後、「警察が来てくれて、助かったことがわかった」という。