政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
【テヘラン田中龍士】イラン核問題の包括的解決を目指し、スイス西部モントルーで米国と交渉中のイランのザリフ外相は3日、ウラン濃縮などの核開発を少なくとも10年間は抑制すべきだとしたオバマ米大統領の見解について、「受け入れられない」と強い不快感を示した。ザリフ氏はイランメディアに対し、「イランは過剰で不合理な要求には屈しない。(オバマ氏の)このような言及は、平和的核技術の発展に対するイランの強い意志を決して崩すことはできない」と語った。
ザリフ外相とケリー米国務長官は2、3の両日、モントルーで会談した。主要6カ国とイランが設置した「枠組み合意」の期限(今月末)まで1カ月を切る中、米、イランは3日間の徹底討議で妥結を模索する構え。原子力部門トップのサレヒ・イラン副大統領兼原子力庁長官とモニツ米エネルギー長官も前回協議に続いて参加し、技術的課題を検討しているとみられる。
5日には、イランと6カ国による全体会合も開かれる。