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【ロンドン小倉孝保】ロンドンの国会広場にインド独立の父、マハトマ・ガンジー(1869〜1948年)の銅像が設置され、14日、お披露目された。
高さ2.75メートルの立像で、使われた銅は約750キロ。英彫刻家のフィリップ・ジャクソン氏が、31年にガンジーがロンドンを訪れた際の写真を基に作製した。プロジェクト費用約100万ポンド(約1億7900万円)は、英国とインドの市民の寄付で賄われた。
この日のオープニング式には、キャメロン英首相やジャイトリー・インド財務相、ガンジーの孫のゴパルクリシュナ氏らが出席。キャメロン首相は、「最古の民主主義国家と最大の民主主義国家が、価値を共有する時代になった。ガンジー像の設置はそれを象徴する」と語った。
像の設置は、今年がガンジーによる対英独立闘争スタート(15年)から100年になるのに合わせて計画され、オズボーン英財務相が昨年7月、インドを訪問した際に発表していた。
国会広場には英国のチャーチル元首相や南アフリカのマンデラ元大統領の銅像も設置されており、市民や観光客でにぎわっている。